2024年1月4日(木)〜8日(日)まで家族3人で台湾の台北に行ってきました。この記事では1日目の台北に到着してから夜ご飯までの過ごし方について詳細に記載します。5日間全てのスケジュール・金額・ホテルの詳細については【まとめ】をご確認を。
子どもの現在→1歳10ヶ月、1kmは余裕で歩ける、歩くのが好き、お昼寝必須、幼児食(味薄目、柔らかめ)だけど普通食も食べられる、食には消極的、意思の疎通がそこそことれる(おしゃべりは「食べたい、ほしい、いらない」等の簡単なことなら言える)
スケジュール/モデルコース(1日目)
- 10:00羽田空港T3着
事前に送っておいた荷物をカウンターで受け取り
- 11:00空港内「和カフェテリア」でランチ
※店はすでに閉店
- 12:00チェックイン
子連れのため優先レーンを使用しほぼ並ばなかった
- 12:30保安所通過後エリアのキッズスペースで遊ぶ
- 14:15出発
- 17:15台北松山空港 到着
入国審査後、荷物を待っている間にeSIMの設定
- 17:45両替
税関通過後にある窓口にて
- 18:00Taiwan Lucky Land 抽選&タクシー乗車
5000台湾ドル当たった!
- 18:30ホテルグリーンワールド忠孝チェックイン
- 19:15「上海宴」で夕飯
ホテル徒歩圏内。子連れOK
- 20:10コンビニに寄って帰ホテル
事前準備
チャイナエアラインアプリでチェックイン
航空券を予約したら(チャイナエアラインを利用する場合)「チャイナエアラインアプリ」をインストールすることをおすすめ。
このアプリでは「座席の指定(指定できる座席を購入している場合)」「機内での食事のリクエスト」「オンラインチェックイン」等ができ、フライト情報なども随時更新されるため何か変更があってもすぐ確認ができる。
我が家は座席指定はチケット購入時に流れでそのまま実施したものの、アプリで事前にオンラインチェックイン&空港の専用機械でチケットプリントをしたことにより空港のカウンターでは荷物預けだけで並ばず済んだ。
また、食事は14時過ぎのフライトでランチはいらなかったので「フルーツミール」にして子どものおやつ代わりにした。
台湾入国オンライン申請
外国に入国する際には必ず入国カードを記載するが、台湾は事前のオンライン申請が可能。
特に子連れだと、機内で配られるカードに子どもの分含めて邪魔されずに記載するのは結構大変。
以下詳細説明サイトがあったので、参考までに。
荷物を事前に発送して手ぶらで空港へ
今回は大きめのスーツケース2つを持っていくことにした。
空港までの子どもの移動はベビーカーのため大きいスーツケースは1つしか持てない&当日使ったものを入れる必要がある。というわけでもう1つはエポスカード(VISA)プラチナの特典で事前に羽田空港へ発送。1個500円。出国時(往路)に使えるの便利すぎる。
受け取りは羽田空港第3ターミナルの場合、チェックインカウンターLの前にあるJALABCカウンターにて
出国:空港での過ごし方
国際線は出発の2時間以上前に到着必須
国際線の場合、国内線とは違い要所要所でトラブルが発生したりすると時間がかかるので、
特に子連れは余裕をもって行動することをお勧めする。
空港についてからのだいたいの流れは
・カウンターでチェックイン&荷物預け
(2時間前くらいからの1時間前までのところが多い、LCCだともっと早かったりする)
・保安所で荷物検査
(国内線とは違い厳しく見るため、時間がかかる。大型連休だとさらに)
・出国審査
(最近自動出国機械ががあるが、135cm以下の人は使用できないため小さい子連れは列に並ぶ)
・搭乗口への移動
(乗る便によって全然違うがLCCだとすごく遠かったり、バスや電車で移動することもある)
※両替は台湾に限らず基本的に現地で行うほうがレートが良いため、日本では行わなかった。
ここまで完了して私ならやっと安心できる。
海外LCCだと目の前にいるのに時間になったら容赦なくゲート閉められた経験もあったりして、
日本は割と優しいけど、いろいろ余裕を持つのは大事!
我々は約4時間前に到着。理由は余裕を持ちたかったのと、お昼を食べる時間を確保しておきたかったため。飛行機の2時間前に到着しようとすると、移動がお昼時になるため、少し早めにでて羽田空港でお昼を食べることにした。
チケットのプリント
前述したとおり、チェックインはすでにアプリで完了していた。
アプリがチケットになるのかとも思ったのだが、一応空港のカウンター横にあるこちらの機械でチケットをプリント。
画面の指示通りに進めばいいだけなので操作方法はすごく簡単だった。
ランチ
羽田空港第3ターミナル内のお昼は1歳児には向かない食事が多い気がする。レストランはラインナップもそうだし、店内が狭いところが多い。
公式情報によるとキッズチェアが設置されているお店は2店舗。(そのうち1店舗の羽田食堂ってのは閉店した店)
その代わり、ファーストフード、おにぎりがテイクアウトできる店、カフェ(サンドイッチなど)がある。子どもの好みに合わせて事前に確認は必須。
現在は残念ながら閉店してしまっているけど、我が家は「和カフェテリア」という24時間営業のレストランで食べた。ベビーカー可、ハイチェア、子ども用食器あり、閉店間際だったのでメニューは少なかったけど白米と焼魚の定食があったので取り分けられた。値段も手ごろだった。
その跡地に同じようなお店ができることを期待…!
チェックイン&荷物預け
前述したとおり、アプリでチェックイン済み&チケットもプリント済みなので、チェックインカウンターでは荷物を預けるだけ。
チェックインしていない人たちは結構な行列に並んでいたが、係りの人に話しかけてチェックイン済みでチケットもあることを伝えると、荷物を預けるだけのレーンに案内された。一瞬で完了。
ベビーカーも預けてみた。海外の預け荷物の扱いは適当なので恐々だったが、無事に壊れずに出てきた。
保安所
保安所では国内線でやるのと同じようなやり方で荷物をすべてチェックレーンに預ける。
全身のスキャンがあるため、全員特殊な機械の中で立ち止まった。子どもは無理なので通過して金属探知機のようなものでチェック。
ここで失敗したのは、子どもを先にチェックに通してしまったこと。
子どもが先にチェックを受けて通過→親が全身スキャンすると思っていなかったから、時間がかかる→その間に子どもが逃走。
という事件が起きた…。くれぐれも保安所チェックは子どもが後(親同士で挟む)のほうが良いかと思います。そして意外と逃走する子どもに気づいてもスタッフは止めてくれない(自分の持ち場を離れられないからだとは思うが)
年始の時期で通り抜けるのに10分くらいだったので、まったく混んではいなかった。
出国審査
パスポートを利用した顔認証ゲートを通れば無人のゲートを通り抜けられるのだが、前述したとおり135cm以下の人は利用ができない。
なので必然的に有人の審査ゲートに並んだ。基本的には小さい子どものいる家族連れか、出国スタンプが欲しい人しか並んでいないため、混んではいない。
家族全員で窓口にパスポートを出し、出国許可を得て終わり。顔を確認するため子どもを抱っこして審査官に見せる必要はある。
そしてここでも、抱っこして下した瞬間に逆走してしまうという事件があった。
このエリアは特にふざけることが許されないので子連れは要注意…。(うちの子はここは普段と違う、ということが分かりテンションが爆上がり中だった)
キッズエリア
出国審査を抜けたら、まず搭乗口の場所を確認。搭乗口に何分前に行けばよいのかも要確認。
羽田空港第3ターミナルのキッズエリアは↑の赤丸のところの2か所。我が家は右側のキッズエリアで遊んだ。こんな感じで結構広くて、近くに充電スポットもあるし、子どもを見ながら足りない充電をしたりできた。遊んでいる子供も、さすが国際線なだけあっていろんな国の子供たちだった。
子どもが静かにできる年齢の場合、プライオリティパスがあれば出国審査直後にあるラウンジ「TIAT」で待機するというのもありかなと。
エポスカードプラチナだとプライオリティパスを申請すれば無料で手に入れられるので結構便利。プライオリティパス使用の場合は同伴2名まで、カード保持者のみ無料、4歳以下無料。
飛行機の中での過ごし方
いよいよ搭乗。国内線のように2歳未満の子連れや手伝いが必要な人の優先搭乗はなかった。
チャイナエアラインの航空ステータス持ちの人のみ。JALやANAなど、事前に申請すれば優先搭乗ができる会社もあるようなので、搭乗までに調べておくのがよさそうだった。
14時15分発CI221便。キッズエリアでたくさん遊ばせていた甲斐があり、離陸する前に子どもはお昼寝。離陸してすぐに機内食の配布が始まる。
我が家は事前にリクエストしてフルーツミールとチャイルドミールに変更済み。子どものおもちゃは特になく、おむつ、エプロン、おしりふきの入ったセットをもらった。
フライト中ほぼ寝ていたので事前に用意した機内で遊ばせるグッズはほぼ使わずだった。
我が家のフライト必須アイテムは
1.iPad(動画ダウンロードしておいたもの)
2.シールブックなど大容量のシール
3.メモ帳とペン
4.Bluetoothヘッドフォン
動画も1時間くらい見てると飽きてしまうので、あと2つ3つ何かアイテムがあると良いかと。Bluetoothヘッドフォンはワイヤレスで音量制御がついているものを愛用中。頭が小さい1歳児でもサイズが合った。
到着:現地空港で行うこと
入国審査
台湾松山空港に到着。
事前にオンラインで入国審査を済ませているため、入国カード等の記載はなく、人の流れに沿って「入境」という文字に向かって進む。
台湾国籍を持っていない場合は「Non-Citizens」と記載されている列に並び順番を待つ。
入国審査は家族全員でパスポートを窓口に出せた(国によっては子どもでも一人で審査を受けることはある)。パスポートをチェックされるとオンラインで入国申請済みというのが分かるのか、特に何も聞かれないまま指定のカメラを見て、指紋の登録をして審査終了だった。
荷物受け取り
ここが一番大変だった。
検疫チェックがものすごく厳しくて、検疫探知犬がずっと荷物受け取りの場をうろうろしている。
台湾に持ち込んではいけないもので、子連れがうっかり持っていきそうなものが、
1.新鮮な果物(バナナやオレンジ、リンゴ等)
2.加工肉(ハム、ソーセージ等サンドイッチに挟まっているものも不可)
3.電子タバコ(台湾は持ち込み禁止)
3番は親が喫煙者の場合は没収されるので注意。1.2番は子連れだとうっかり持って行ってしまいそうなので注意。罰金は最大100万元とのこと。
ちなみに我が子は犬が好きなので、検疫探知犬に触りたくて何度も近寄ろうとして止めてを繰り返して大変だった。こういう職業犬はなでたりするのは禁止で、絶対触ってはいけない。
eSIMの設定
荷物受け取り場で荷物が来るまでに時間があるため、携帯のeSIMの設定をする時間にするのがおすすめ。
eSIMについてはすでに記載したので詳細はこちら。モバイルルーターより使い勝手がよく、紛失のリスクもないし、安いのでおすすめ
税関
最後は税関。特に申告するものがなければ「Nothing to declare」のほうへ歩いていけば外に出られる。
両替
税関を通過し、外に出る扉の手前に台湾銀行と兆豊銀行の窓口がある。
レートはほぼ同じ(あっても僅差)なので、窓口が混んでいないほうで両替して問題なし。
2万円両替してこんな感じ。手数料を引いても1台湾ドル(TWD)=4.8円。
クレジットカードの場合手数料を考えると1TWD=4.7円だったのでそこまで変わらず。クレジットカード(エポス)のほうが少しだけお得だけど、エポス以外のクレジットカードの場合はたぶん現金のほうがお得に。
現地で何を使って支払うのが良いのかをまとめた記事はこちら。
Taiwan lucky land
2023年5月~2025年6月30日まで
・台湾の滞在が3日以上
・団体旅行ではない
・台湾観光署の補助金を利用したツアーではない
という条件に当てはまる人は全員5,000TWD(約23,800円)の悠遊カード(easy card)または同じ額のホテル割引が当たる抽選ができるキャンペーン。
事前に抽選のための登録を前日までにすることが必要。パスポートがあれば子どもももちろん対象になる。
松山空港では税関後出口を出たらすぐ目の前に抽選所があって、登録しておいたQRコードを機械に読み込ませればくじ引きの開始。係りの方もなんとなく日本語も話せたりするし、優しいのでわからなければ声をかけていろいろやってもらうのが早い。
我が家は子どもの登録分が当選した。抽選所にフォトスポットもあるので、記念に撮影も。
台湾に行くならぜひ登録してから旅行をすることがおすすめ。
タクシー
Taiwan Lucky landの抽選所の一番近い扉から外に出てタクシーの表記に向かえばすぐにタクシー乗り場がある。松山空港は小さいのですぐに見つけられるはず。
タクシーは料金のうち50台湾ドル(約238円)が空港利用手数料となっている。
Uberを利用する場合は、タクシー乗り場での利用不可のためUber上に表示される一番近いガソリンスタンド等が停車場になる。
ホテルからUberで空港に来た時と、空港からタクシーでホテルに行った際の料金はほぼ同じだった。
ホテルに到着
ホテルグリーンワールド忠孝(洛碁大飯店忠孝館)に宿泊。詳細はまとめ記事に書いてあるのでそちらを参照。
入り口は狭いのでおや?と思ったが、
部屋は広い、ベッドも広い、洗面所お風呂回りが使いやすい(海外のホテルでこれは結構レア)
隣がユニクロとアカチャンホンポという子連れに立地もよいホテルだったので超おすすめ!
夕飯:上海宴
店名 | 上海宴 |
所在地 | No. 12號, Lane 236, Section 1, Dunhua S Rd, Da’an District, Taipei City, 台湾 106 |
営業日時 | 11:00~14:00 17:00~21:00 |
公式サイト | https://shanghaiyan.oddle.me/en_TW |
その他 | スタッフ日本語不可・英語なんとなく 子ども用ハイチェア・食器あり クレジットカード、GooglePayでの支払い可能 |
19時頃訪問し、いくつかの団体客がいたが入れた。
スタッフの方がベビーウェルカムで、たくさん相手をしてくれたり抱っこしてくれたりして安心した。
ホテルからも歩いて行けたし、SOGOの近くなので早い時間ならおむつ替えなどがデパートでできそう。
小籠包とチャーハンととろとろの大根が入ったパイ(蜂蛹蘿蔔絲酥餅)を頼み、すべて美味しかった。どれも子供が食べても大丈夫そうなものにしたが、一番のお気に入りはチャーハンだったようだ。
ビールも飲んで会計は1,000台湾ドル(約4,700円)くらい。円安のせいもあるかもしれないが、ちょっと割高な感じがした。鼎泰豊とか有名店と同じくらいの感覚。
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